野菜がおいしい春の季節にこそ食べたい!フライパンひとつで作れる春野菜レシピ
春は冬に栄養を蓄えた野菜が旬を迎えることもあり、おいしい野菜がたくさんあります。
通年手に入るキャベツやにんじんも、春に採れるものは甘く軟らかかったりと、季節によって味や食感が違うのも春野菜の魅力の一つです。
また、春は新生活などで忙しい季節でもありますよね。そんな忙しい時期でも栄養はしっかり摂りたいもの。
今回はそんな春野菜をおいしく味わえる、フライパン一つで作れるおすすめの春野菜レシピをご紹介します。
春キャベツのコンビーフ炒め
3月から5月ごろにかけて出回る春キャベツは、一般的なキャベツよりも葉が軟らかくて甘いため、おひたしや炒めものなどシンプルな調理と相性が良いのが特徴です。
春キャベツのとコンビーフだけで作るシンプルな炒めものは、コンビーフの塩気が春キャベツの甘みを引き立たたせるやみつきになるお味。材料も2つだけなので時間がない時のもう一品におすすめです。
ポイントは春キャベツは大きめにカットすること。ザクザクとした食感も楽しめて見た目以上に食べがいがあります。また、同じく春野菜である新じゃがいもの千切りを加えてもおいしく作ることができます。
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①キャベツ(1/2個)は大きめにざく切りにします。
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②フライパンにサラダ油をひいたらコンビーフ(1缶)をほぐしながら入れて炒めます。
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③さらにキャベツを加えて炒めたら塩こしょう(適量)で味を整えて完成です。
季節のキャベツに合った調理方法でおいしく食べよう
キャベツには春キャベツと冬キャベツが有ることで有名ですが、実はこの二つのキャベツは品種が違うのをご存知でしたか。
春キャベツと呼ばれる品種は葉が柔らかく、甘くみずみずしいため、サラダなどの生食やおひたしにしても美味しく食べられるのが特徴です。一方冬キャベツは身がギュッとしまっており加熱すると甘みが増す特徴があります。煮崩れのしにくさを利用してロールキャベツやポトフなどの煮込み料理にするのがおすすめです。
新じゃがいものアンチョビポテト
収穫後は貯蔵され熟成してから出荷される通常のじゃがいもと違い、この季節に出回る新じゃがいもは収穫後すぐに出荷されるため水分が多く、皮が薄くみずみずしいのが特徴です。じゃがいもの皮にはカリウムやビタミンB3、食物繊維など栄養もたくさん含まれているため、皮が食べやすい新じゃがいもは皮付きの調理がおすすめです。
火が通るまで時間がかかるじゃがいもも、炒める前に電子レンジで加熱しておけば炒める工程も短時間で済みます。
ホクホクの新じゃがいもとアンチョビの塩っけが後を引くおいしさ!付け合せやおつまみにもなりますし、余った分はマッシュしてマヨネーズを混ぜると即席のポテトサラダにもなりますよ。
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①じゃがいも(400g)は皮はそのままに食べやすい大きさに切り、耐熱容器に入れ600wのレンジで4分ほど加熱します。
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②フライパンにオリーブオイルをひいたら、みじん切りにしたにんにく(1片)とアンチョビ(35g)を入れ、弱火で加熱します。
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③アンチョビがオイルに馴染んだらじゃがいもを入れ、こしょう(適量)をふりかけて焼き目がつくまで炒めたら完成です。
にんじんしりしり
春先に収穫される春にんじんは、寒い冬の間に蓄えた甘みが特徴。にんじん特有のクセも少ないため、にんじんが苦手な方でも食べやすくなっています。
そんな春にんじんのおいしさをシンプルに味わえる「にんじんしりしり」は、沖縄の郷土料理です。しりしりとは沖縄方言で繊切りという意味で、その意味の通り薄細く切ったにんじんをサッと炒めて作る料理です。
にんじんとツナ缶、卵、3つの材料だけで作れて、にんじんの甘みとどこか懐かしい優しい味でぱくぱく食べられる一品です。
おかずからおつまみ、お弁当の付け合せなどにも活用できるため、常備菜として作り置きするのもおすすめですよ。
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①皮を剥いたにんじん(1本)を薄い千切りにして5分ほど水に浸したあと、水気を絞ります。
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②フライパンにごま油をひいたら、にんじんがしんなりするまで炒めます。
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③シーチキン(1缶)を汁ごと、塩(少々)と顆粒だし(小さじ1)を入れ、さらに炒めます。
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④といた卵(1個分)を回しかけ、ざっくり全体を混ぜながら手早く炒めたら完成です。
スナップエンドウのベーコン炒め
スナップエンドウは、春から初夏にかけて旬をむかえます。サヤまで丸ごと食べられるスナップエンドウは、ベーコンと塩こしょうと少しの醤油でサッと炒めるだけで立派なおかずになります。
シャキッとした食感を残したスナップエンドウのベーコン炒めは箸が止まらないおいしさ!色どりも緑が鮮やかで綺麗なので 、お弁当のおかずにもおすすめです。
お好みでにんにくや鷹の目を入れればおつまみに、コーンを追加してバターで炒めるとお子様向けのお味に。アレンジも容易なのでいろいろな楽しみ方ができます。
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①スナップエンドウ(160g)はへたと筋を取り除きます。ベーコン(2枚)は1cm幅に切ります。
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②フライパンにサラダ油をひいたら、先にベーコンを入れて炒めます。
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③さらに絹さやと醤油(小さじ1)塩こしょう(適量)を入れ、サッと炒めたら完成です。
セロリのきんぴら
春が旬な野菜としてあまり知られていないのがセロリです。独特なクセが苦手な人も多いのではないでしょうか。春セロリは比較的アッサリとした味で柔らかい傾向にあるため、通常よりも食べやすいとされています。
それでも風味が気になる方におすすめの調理方法がセロリのきんぴらです。
ごま油の香ばしいかおりと醤油風味のピリ辛な味付けでセロリが苦手な方でも食べやすくなっています。
セロリを厚く切るとシャキシャキの食感が楽しめ、薄く切ると短い間でもよく味が染み込みます。お好みに合わせて変えてみてくださいね。
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①セロリ(1本)は筋をとり、斜めに切ります。
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②フライパンにごま油をひいたら、中火でセロリを3〜4分炒めます。
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③醤油(大さじ1)、みりん(小さじ1)、砂糖(小さじ1)を加えて、汁気がなくなるまで炒めたら完成です。
今回使った機器:リンナイのビルトインガスコンロ「デリシア」
今回使ったビルトインガスコンロはリンナイのデリシアです。
ザ・ココットやアプリを使った自動調理以外にも130℃~220℃まで設定できる温度調節機能やタイマー機能など、普段の料理でも活用できる便利な機能が多数搭載されています。
また、デリシアの天板はイージークリーン天板です。天板裏面にアルミパネルを装着し、バーナーまわりの熱を分散・放熱させて表面温度の上昇を抑えることにより、煮こぼれや油はねなどの汚れが焦げつきにくくなっています。調理後は布巾でサッと拭き掃除するだけできれいな状態を保つことができます。
エコカナに遊びに来ませんか?
エコカナでは、リンナイのビルトインガスコンロデリシアを実機展示しております。
実際に見て、触れるだけでなく火を点けての調理体験も可能です。付属の調理容器ココットプレートやザ・ココット、自動調理が可能な専用レシピアプリなども体験頂くことができます。
デリシアの詳しい機能やご質問など、デリシアにご興味をお持ちでしたら是非エコカナへご来館下さい。
筆者:エコカナWEB担当者