お家で作れる!リンナイデリシアで作るおすすめの北欧料理レシピ
雑貨やインテリアから広まった北欧ブームですが、みなさん北欧料理は食べたことがありますか。
専門のレストランやデリカテッセンでしか食べられないと思われがちな北欧料理ですが、北欧料理の中にはサーモンやじゃがいもなど、日本でも身近な食材を使った料理が多くあり、お家でも作ることができるんです。
リンナイのレシピアプリ「プラスアールレシピ」には、そんな日本でも作れる北欧レシピが収録されています。また、デリシアに付属している調理容器ザ・ココットを使えば、グリルでオーブン調理もラクラクです。
今回はリンナイのプラスアールレシピとデリシアで作れる、おすすめの北欧料理5種をご紹介します。
リンナイデリシアのザ・ココットとは?
リンナイのビルトインガスコンロデリシアには、ザ・ココットという専用の深型調理容器が付属しています。コンロとグリル両方で使えて、焼き物料理や煮込み料理のオーブン調理も可能です。
また、一般的な鋳物製の無水鍋の重さが3~4kgなのに対して、ザ・ココットは半分以下の1.7kg。容量もたっぷり2.4ℓあるため、一度の調理で家族3~4人分の料理を作ることが出来ます。
専用のレシピアプリと連携して自動調理ができます
リンナイが配信しているスマートフォンアプリ「プラスアールレシピ」をガスコンロと連動すれば、自動調理が可能になります。
作りたい料理を選んだらレシピ通りに下ごしらえをし、容器をセットしたらレシピをコンロに送信。料理に合わせた火力・加熱時間をコンロが自動で調整してくれるため、初めて作る料理でも失敗せずに調理することができます。
北欧風クリームソースのミートボール(チェットブラー)
日本ではデミグラスソースやあんかけで食べることが多いミートボールですが、フィンランド・スウェーデンなどの北欧では、スパイスが効いたミートボールをクリームソースで煮込んで、ベリージャムを添えて食べるの定番です。
ジャムとの食べ合わせなんて想像がつかない!と思われるかもしれませんが、濃厚なクリームソースにベリージャムの甘酸っぱい酸味は意外にも合う組み合わせなんですよ。
本場ではリンゴンベリー(コケモモ)のジャムが一般的ですが、ラズベリーやブラックベリーのジャムでも代用できます。是非お試しくださいね。
材料(3~4人分)調理時間:35分(自動調理:13分)
合い挽き肉(350g) ・玉ねぎ(1/2個) ・塩(小さじ1/2) ・こしょう(少々) ・オールスパイス(小さじ1) ・パン粉(大さじ3) ・牛乳(大さじ3) ・卵(1個) ・サラダ油(小さじ1) ・生クリーム(150ml) ・水(100ml) ・ブイヨンキューブ(1/2個) ・粒マスタード(小さじ2) ・ケチャップ(小さじ1) ・バター(20g) ・薄力粉(小さじ2)
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①みじん切りの玉ねぎと合いびき肉を入れ、塩、こしょう、オールスパイスを加えます。
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②さらにパン粉に牛乳を混ぜたものと、卵を加え、良く混ぜ合わせます。
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③肉だねを20等分にして軽く平にして丸めたら、サラダ油を入れたフライパンに並べます。
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④蓋をせずコンロにのせたらプラスアールレシピを起動し「北欧風クリームソースのミートボール」のレシピを送信し、点火します。
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⑤「食材を裏返してください」という音声、液晶指示に従って、ミートボールを裏返します。
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⑥クリームソースを作ります。ボウルに生クリームを入れ、ケチャップ、ブイヨンキューブ、粒マスタード、水を加えます。
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⑦食材を入れ、蓋をしてください」という音声、液晶指示に従って、先程のクリームソースを入れ、フライパンに蓋をします。
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⑧自動調理による煮込みが終わったら、室温で柔らかくしたバターと薄力粉を混ぜ合わせものを加えて溶かし、再び点火してとろみがつくまで混ぜながら加熱します。
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⑨仕上げ用の塩こしょうを加え、味を整えたら器に盛り、ベリージャムと・マッシュポテトを添えたらできあがりです。
じゃがいもとアンチョビの北欧風グラタン(ヤンソンの誘惑)
スウェーデンで作られるじゃがいもとアンチョビのグラタンは、別名「ヤンソンの誘惑」とも呼ばれるそうです。
見た目は豪華なご馳走なのに、作り方はとっても簡単。ホワイトグラタンにあるようなベシャメルソースを作る必要もありません。
また、プラスアールレシピと連携した自動調理なら焦がす心配もないので手軽に作ることができます。
ほくほくとしたじゃがいもの甘味と、アンチョビの塩気、濃厚なクリームソースのハーモーニーが絶品!
カリッとこんがり焼けたパン粉のおかげで食感も楽しいメニューです。
材料(3~4人分)調理時間:60分(自動調理:40分)
じゃがいも(4個) ・玉ねぎ(1/2個) ・アンチョビ(30g) ・バター(40g) ・生クリーム(400ml) ・牛乳(100ml) ・にんにくすりおろし(1片) ・塩(小さじ1/2) ・こしょう(少々) ・パン粉(25g)
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①じゃがいもは皮をむいて5mm幅くらいの千切りにし、玉ねぎは薄切りに、アンチョビは粗みじん切りにします。
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②フライパンにバターを熱し、薄切りにした玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めます。
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③さらに千切りにしたじゃがいもを加えて透明になるまで炒め、塩少々(分量外)を混ぜておきます。
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④ザ・ココットに炒めたじゃがいもと玉ねぎの半量を広げ、粗みじん切りにしたアンチョビを全体にちらします。その上に残りの半量を乗せて広げます。
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⑤生クリーム、牛乳、にんにくすりおろし、塩、こしょうを混ぜ合わせて流し入れます。
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⑥パン粉を全体にちらしたらザ・ココットの蓋をし、グリルにセットします。
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⑦プラスアールレシピをコンロに接続したら【じゃがいもとアンチョビの北欧風グラタン】のレシピを送信し、点火します。
手動調理の場合:【ザ・ココット】で【加熱25分/余熱15分】です。 -
⑧約40分後、焼き上がりました。
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⑨器に取り分けたらお好みでハーブやこしょうを散らしてできあがりです。
サーモンのクリームスープ(ロヒケイット)
サーモンと馴染みが深い北欧では、サーモンのクリームスープは定番の料理です。フィンランド語ではロヒケイットと呼ぶそうです。
サーモンを焼く工程から煮込むところまで、ザ・ココットひとつで済むのであと片付けも簡単です。
生クリームの濃厚なコクの中にサーモンと野菜の旨味が溶け込んだクリームスープは絶品。見た目よりもさらっとした口当たりで、朝食やランチにもぴったり。
本場フィンランドの食べ方に習ってライ麦パンと一緒に食べたり、残ったスープをパスタにアレンジするのもおすすめです。
材料(2~3人分)調理時間:60分(自動調理:40分)
サーモン切り身(3切れ 300g)・下味の用の塩(ふたつまみ)・こしょう(少々)・玉ねぎ(1/2個)・マッシュルーム(8個)・サラダ油(小さじ2)・薄力粉(大さじ1)・生クリーム(200ml)・水(200ml)・バター(20g)・顆粒コンソメ(小さじ1)・仕上げ用の塩(適量)・乾燥パセリ(適量)
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①サーモンは3等分にし、塩こしょうをふって5分ほど置いてから表面の水分を拭き取ります。
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②玉ねぎは薄切りにし、マッシュルームは食べやすい大きさに切ります。
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③ザ・ココットにサラダ油を熱し、サーモンを中火で両面に焼き色がつくまで加熱します。
焼き上がったら取り出し、容器に残った油は拭き取ります。
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④ザ・ココットに玉ねぎとマッシュルームを入れ、薄力粉を加えて混ぜ合わせます。
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⑤玉ねぎとマッシュルームの上にサーモンを乗せ、生クリーム、水、バター、コンソメを加えてザ・ココットの蓋をします。
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⑥ザ・ココットをグリルにセットしたらプラスアールレシピで「サーモンのクリームスープ」のレシピをコンロに送信、点火します。
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⑦煮込み終わったら底からかき混ぜて、塩で味を調えます。
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⑧器に盛り付けたらパセリを散らしてできあがりです。
シナモンロール(カネルブッレ)
スウェーデンやフィンランドでは国民食と言ってもいいほどよく食べられているシナモンロール。実は国によって形や呼び名が違うんです。
日本でもよく見かける生地をぐるぐる丸めて輪切りにした渦巻型はカネルブッレというスウェーデン流。フィンランドではコルヴァプースティという、真ん中が潰れた形が一般的だそうです。
また、シナモンロールはアレンジも豊富です。りんごジャムやレーズンなどを練り込んで、お子様でも食べやすいお味にすることもできますよ。
本場のお味に近づけたい場合は生地にカルダモンを混ぜ込むのもおすすめです。
甘いシナモンロールとコーヒーを合わせてフィーカ(北欧のコーヒーブレイクタイム)を楽しんでみてくださいね。
材料(4人分)調理時間:50分(自動調理:22分)
強力粉(200g) ・塩(小さじ1/2) ・砂糖(大さじ1) ・ドライイースト(小さじ1) ・ぬるま湯(100ml) ・卵(1/2個) ・バター(20g) ・グラニュー糖(大さじ2) ・シナモンパウダー(小さじ1) ・粉砂糖(大さじ5) ・アーモンドダイス(適量)
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①ボウルに強力粉半分と、塩、砂糖、ドライイーストを入れ、ぬるま湯を加えて混ぜ合わせます。さらに常温に戻したバターと卵、残りの強力粉を加えて生地を混ぜます。
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②生地を台に出し、弾力が出るまでしっかりこねます。
こね終わったら生地を丸くまとめてボウルに戻します。 -
③35℃~40℃の空間で40分ほど発酵させ、生地が2倍の大きさになったら再び台に出します。
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④ガス抜きをして再び丸く成形したら、かたく絞った濡れ布巾をかぶせて5分ほど休ませます。
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⑤生地を打ち粉をふった台に出し、横30cm、縦20cmの長方形に伸ばしたらグラニュー糖とシナモンパウダーを混ぜたシナモンシュガーを、巻終わり以外の部分に広げ、手前から巻いていきます。
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⑥丸めた生地を8等分にし、オーブンシートを敷いたザ・ココットに並べて蓋をします。
2~3分加熱したグリルに20分入れて、2次発酵させます。
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⑦2倍ほどの大きさに膨らんだら、表面全体に溶き卵を刷毛で塗り、アーモンドダイスを散らします。
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⑧ザ・ココットをグリルにセットしたらプラスアールレシピで「シナモンロール」のレシピを送信し、点火します。
手動調理の場合:【ザ・ココット】【ケーキ/パン】【加熱16分/余熱6分】です。 -
⑨焼きがって生地が冷めたら、粉砂糖と水を混ぜたアイシングをかけて完成です。
ハッセルバックポテト
スウェーデンが発祥のハッセルバックポテト。細かい切れ目が入った見た目から、別名アコーディオンポテトとも呼ばれています。
近年は切り込みに様々な食材を挟み込んでアレンジしたハッセルバックポテトも流行っていますが、今回は本場北欧の作り方に習って、バターと塩とパン粉のみのシンプルな味付けにしてみました。
ザ・ココットで蒸し焼きにしたお野菜は素材の甘さがグッと際立つのでこれだけで立派なおかずになります。また、ハンバーグやステーキの付け合せにもおすすめです。
材料(4人分)調理時間:50分(自動調理:40分)
じゃがいも(4個) ・バター(10g) ・塩(小さじ1/3) ・パン粉(大さじ1)
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①じゃがいもは皮付きのままよく洗い、2本の菜箸の間において3mm幅の切込みを入れます。
切込みを入れたじゃがいもは水にさらし、水気を切ります。 -
②ザ・ココットにじゃがいもを並べたら溶かしバターを塗り、塩、パン粉をふりかけます。
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③ザ・ココットをグリルにセットしたらプラスアールレシピで「ハッセルバックポテト」のレシピを送信、点火します。
手動調理の場合:【ザ・ココット】【タイマー】【加熱20分/余熱20分】です。
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④焼き上がったら器に盛り付け、お好みでパセリを散らして完成です。
エコカナに遊びに来ませんか?
エコカナでは今回使ったリンナイのビルトインコンロデリシアとザ・ココットを展示しております。
ザ・ココットや、今回ご紹介した北欧料理のレシピが掲載されているプラスアールレシピも実際にご覧いただくことが可能です。プラスアールレシピには定番のおかずから、外国の料理まで幅広く収録されています。
ザ・ココットやプラスアールレシピの詳しい使い方や、ご質問など、デリシアにご興味をお持ちでしたら是非エコカナへご来館下さい。
筆者:エコカナWEB担当者