こんにちは。エコカナリーダーの片山です。

 

「食洗機が壊れた!」
こんな時、とてもショックで慌ててしまいますよね。

 

「食洗機が壊れたら手洗いすればいい」
と、頭では分かっていても、いざこれまで食洗機で洗っていた食器やお鍋を全て手洗いするとなると、とても手間がかかり、長年食洗機を愛用している皆さんは気が遠くなってしまうのではないでしょうか。

 

さらに、食洗機が壊れてしまうと、シンクも作業スペースも、汚れた食器やお鍋の他、洗った食器、これからすすぐ食器、拭く食器等でいっぱいになってしまいます。

 

そこで今回はあらためて、「シンクの役割」と「食洗機の恩恵」を考えてみました。

 

【シンクの役割】

① 洗浄
シンクには水栓と排水口が必ずついています。
これにより、手指、食材、食器、布巾等ついた汚れを洗い流し、すすぎ、清潔に保ちます。
また、調理中に使ったボウルやカトラリーをすぐに洗うことで、作業スペースを清潔に保ちます。

 

② 食材の下ごしらえ
流水の下、肉や魚の下処理をしたり、食材の解凍をします。
また、野菜の皮をむいたり、茹でた野菜や麺の湯切りをします。

 

③ 食器や鍋の浸け置き
がんこな汚れものを湯水や洗剤液の入った容器に入れて、浸け置きします。

 

④ 調理の補助
パスタを茹でるための水を汲む、野菜をゆでるための水を準備するなど、鍋に水を入れる時に使います。

 

⑤ ゴミの一時置き
生ゴミを一時的に置いておくためのスペースとしての役割も担っています。

 

このように、シンクにはたくさんの役割があります。

 

それでは、食洗機の役割はどうでしょう。
「シンクの役割」の「①洗浄」の中でも、「食器の洗浄」だけではありませか?

 

でも、この「食器の洗浄」を食洗機に任せるだけで、シンク仕事が格段に楽になることは、食洗機をお使いの皆さんなら容易に想像がつくのではないでしょうか。

 

次に、食洗機が「食器の洗浄」の役割を担うことで得られる、「食洗機の恩恵」を考えてみましょう。

 

【食洗機の恩恵】

① 時間の節約
手で洗う手間を省き、「電源→スタート」のボタン操作で食器の洗浄・すすぎ・乾燥が完了します。

その間、他の家事や休息、ご家族との団らんに時間を使えます。

 

② 水の節約
食洗機は溜め洗い・溜めすすぎのため、手洗いの約1/6で大量の食器を洗うことができます。

 

③ 労力の軽減
手で洗うときの立ち仕事による肉体疲労や腰痛が軽減され、手荒れも予防できます。

 

④ 洗浄効果の向上
食洗機は手洗いでは難しい高温での洗浄が可能で、最高80℃のお湯で洗います。

そのため、手洗いより、油汚れや頑固な汚れも効率よく落とせます。

また、高温での洗浄により、食器を衛生的に保つことができます。

 

⑤ シンクの有効活用
食洗機で食器の洗浄・すすぎ・乾燥を行うことで、シンクをその他の用途に使うことができます。

 

いかがでしょうか。
シンクの役割のうち、たった一つの「食器の洗浄」という役割を食洗機に任せるだけで、時間も水も労力も節約でき、しかも手洗いよりきれいに洗えるのです。

そして、汚れた食器がシンクにないことでキッチンがどれだけ広々と使えることか・・・。
考えただけでシンクと食洗機へのありがたさが増しますね!!

 

皆さんも今一度「シンクの役割」と「食洗機の恩恵」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

毎日のキッチン仕事や食洗機をお買替えの時の思いが、少し変わるかもしれませんよ♪