皆さんこんにちは。エコカナ館長の片山です。
皆さん、トーストやピザはトースターで焼くのが一般的ですが、ガスコンロのグリルでも焼けることをご存知ですか?
「えっ!?グリルで焼いたらトーストやピザに魚の臭いがついてしまうのでは?」
と心配になる方も多いと思いますが、ご安心下さい。
グリル庫内の臭いの元は魚の「脂分」と「水分」。
この2つが残らないように魚を焼けば、その後にトーストやピザを焼いても臭いは付かないのです。
では、どうしたら「脂分」と「水分」を残さないように魚を焼くかですが、これは「焼き方」ではなく、「焼いた後」がポイントです。
実は、臭いはグリルを消火した後に、庫内に魚をそのままにしておいた時に付きます。
点火中はグリル庫内に魚の脂などがはねても直火が焼き切ってくれるのですが、
消火した後ではそれができないので「臭いが付く」というわけです。
ですから、焼き上がったら魚をグリルからすぐに取り出せば、庫内に臭いは付かないのです。
ちなみに、焼き切った後に庫内には墨状の「焦げ」が残ります。でも「墨」が臭わないのと同様、「焦げ」も臭いません。
ということで、今回は両面焼きグリルのリンナイの「デリシア」でピザトーストを焼いてみました。
「ココットプレート」に載せて、
オート調理「ピザ」で約6分。
手動の場合は弱火~中火で4~6分調理して下さい。
調理後。
チーズも溶け、直火ならではの焦げ目もついて美味しそう(^^)
普段このグリルは調理体験に使用しており、一日に何度も「鮭の切り身」を焼いていますが、
焼き上がったピザトーストに魚の臭いは全く付いていません。
ご家族が2人以上のご家庭では、トースター+グリルの合わせ技で一度にトーストが焼きがり、調理のスピードもアップ!
ご家族揃って食卓を囲めます。
皆さんも、是非ご家庭のグリルでお試し下さいね。