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オリジナル苔玉を手作りしてグリーンインテリアを気軽に楽しもう

オリジナルの苔玉づくり

苔玉は植物の根元を苔で丸く覆う見た目から「モスボール」とも呼ばれ、多肉植物と同じように屋内で楽しむことができるグリーンインテリアのひとつです。見た目はコロコロしてて可愛らしいのに盆栽のようなわびさびも感じる人気のグリーンインテリアです。
最近はメディアに取り上げられて有名になったためか、おしゃれな雑貨屋さんや、インテリアショップでも見かけることが増えました。お店で買うと中々なお値段ですが、実は自分で手作りすることもできるんです。
今回はそんな話題沸騰中の苔玉の作り方から育て方についてご紹介します。


まずは苔玉に植えるミニ観葉植物の準備!

苔玉に植えるミニ観葉植物

苔玉を自作する時はホームセンターや100円均一で売っているミニ観賞植物を植えるのがおすすめです。
屋内でも育てられる丈夫な植物として有名なシェフレラ、ポトス、シュロチクや、見た目も派手なテーブルヤシやシンゴニウム、他にも変わり種のコーヒーノキ、アジアンタムなど。
植える植物の特性を知っていれば何でも育てることが出来ます。


オリジナル苔玉を作ってみよう

苔玉の作り方

準備するものは植えたい植物の苗と土、苔、苔を止める為のテグス糸です。
今回は黒土のみを使用しましたが盆栽に使われるケト土や、水はけの良い赤玉土とミックスした物を使うのも◎。
苔は水苔の他にハイゴケやハネヒツジゴケがあります。


余分な土と根を落とす

材料が準備出来たら早速苔玉を作ってみましょう。
土にある程度水分を含ませたら土をこねて、耳たぶくらいの固さにしていきます。
植えたい植物はプランターから外して、余分な土や落としましょう。また長すぎる根っこは切っておきましょう。
この間に乾燥水苔は水に浸して戻しておきます。


団子状に固めた土に植える

土を団子状に丸めたら窪みを作り、その中に植物を植えます。
あとは泥団子作りと同じ要領で包み込むように土を団子状に丸めていきます。
土がポロポロ崩れ落ちないようにしっかりまとめるのがポイントです。


苔を貼り付ける

いよいよ苔を貼りつけていきます。苔に厚みがあると貼りつけにくくなるので、厚い場合はカットしておきます。
今回は乾燥水苔を使用しているのでべちゃべちゃにならないように水気を適度に切ってから掌に苔を平らに並べます。
その上に土玉を置いて、土が見えないように苔で包むように丸めていきます。


テグス糸で苔を固定する

苔を貼りつけたら手で形を整え、テグス糸を苔玉に巻き付けて苔が剥がれないようにします。
糸が見えて気になっても、苔の成長や糸の腐敗でやがて見えなくなるので何重にもぐるぐる巻いてしっかり苔を固定しましょう。
苔や土が落ちてこないように出来たら手作り苔玉の完成です!


苔玉を風通しがいい場所に置く

さっそく飾ってみたいところですが苔玉は置き場所に気をつけないとすぐに枯れてしまうことがあります。
苔はじめじめした物と思いがちですが、苔玉を湿気の多い場所や風通しが悪い場所に置くと苔の腐食やカビの原因になります。
出来るだけ「日光が当たる、風通しの良い場所」に置くのが好ましいです。また時々屋外に出して日光浴させてあげると長持ちしやすくなります。
水やりのタイミングは苔玉の表面が白っぽく乾いてきたり、持ち上げて軽く感じたら腰水法で苔玉の腰くらいの水をためた桶に約5分間浸けて水やりをしましょう。


いかがでしたか

グリーンインテリアの苔玉

いかがでしたでしょうか。
苔玉は一人でも簡単に作ることが出来て気軽にグリーンインテリアとして楽しむ事が出来ます。
苔は管理が難しいと思われがちですが日当たりや風通し、水やりの量に気をつけていれば初心者でも長く楽しむ事が出来ます。
ぜひ自分のオリジナル苔玉を作って愛情をこめて育ててあげてくださいね。